「夢のマイホームが欲しいな〜」
「マンション投資をやってみたい」
「山の土地を買ってみたい」
このように建物や土地といった不動産を買いたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
確かに自分の家や土地を所有することに憧れるのは分かりますが、無計画に不動産を買うとかなり痛い目に遭います。
そこで、今回は特に金銭的に何も考えずに不動産を買うとマジでやばい理由といったテーマの内容について話していきたいと思います。
何も考えずに不動産を買うとやばい理由
自分の家や土地を所有を所有する、不動産投資のためにマンションや家が欲しいなど不動産を欲しいなと思っている方は多いかと思います。
しかし、不動産には厄介な部分も多く付きまといますが、細部まで不動産のリスクを把握せずに購入してしまい痛い目をみたという経験を抱える方は多いです。
不動産は金食い虫
特に思い切りで不動産を購入し、後悔することが多いのは金銭的な部分です。
つまり、不動産は金食い虫だということに後々になってから気づくということです。
物件や土地を購入するということに大きなお金がかかるということは明白な事実で問題はないですが、とにかく維持にお金がかかります。
例えば、当然にかかるものとしては固定資産税や補修修繕費、マンションやアパートであれば管理費や清掃費、不動産投資として保有するのであれば管理会社への手数料などもかかってくることになります。
- 固定資産税
- 補修修繕費
- 管理費
- 清掃費
- 管理会社への手数料
購入費だけをみて不動産を購入すると意外に維持費で悲鳴をあげることがよくわかるでしょう。
また、内装物、例えばトイレや風呂場、キッチン周りなども新築であればおおよそ10年ほどしかも基本的に同じくらいのタイミングでガタが来るのでこれらの修繕も一気に必要になったりします。
なかなか不動産は購入するだけでなく、維持するのにもお金がかかるいわば金食い虫だとも言えます。
不動産価格は基本買った時点で下がる
もう一つの金銭的なリスクは、基本的に不動産価格は買った時点でおおよそ下がるということです。
特に不動産の中でも住宅やマンションなど建物が顕著です。
都会か田舎か、立地の良さ、交通機関の利便性などにもよりますが、基本建物は買った時点で8割くらいの価値に下がってしまっているということがほとんどです。
マイホームとして購入し、ずっと住み続けるのであればそこまで気にならないかもしれませんが、投資用として購入する場合は特に要注意な部分ですね。
投資用として売却値で利ざやを得ようと思うと買値より高い値段で売れることが必須ですが、このような物件は不動産を本業としているプロの投資家が本気で狙っている部分が多いので基本素人には回ってこないのがほとんどです。
その中に不動産投資初心者の人が飛び込んで買値を大きく下回る物件を掴まされて痛い目を見るというのがあるあるのパターンです。
近隣がいわくつきのパターン
3つ目のやばい理由としては近隣がいわくつきのパターンです。
よく土地や家、マンションなど相場よりかなり安いものが度々あったりしますが、不動産自体には何の問題もないものの、近隣に理由があり安くなっているパターンもあります。
こういった不動産を安易に安いからといって何も考えずに購入してしまうとやばいパターンは結構あります。
例えば、近隣がゴミ屋敷で臭いや火災リスクがあったり、騒音や嫌がらせを繰り返す問題のある住人が近くに住んでいたりするパターンです。
しかも、そのような不動産を買ってしまうとマイホームであればほぼ一生その問題を抱える羽目になったり、泣く泣く売ろうにも買値より極端に安く売るしかなかったりと悲惨な目に遭う可能性は高いです。
不動産の付属的なリスク
4つ目はその不動産の付属的なリスクです。
例えば、マイホームを建てたときや新築のマンションを購入した際に欠陥が見つかることがあります。
しかし、基本的には欠陥があった場合、建物を建てた請負行や欠陥を言わなかった売主に修繕などの損害賠償を請求することができます。
とはいえ、損害賠償を請求するのにも手間がかかりますし、仮に倒産や相手が逃げて分からなくなってしまった場合、泣き寝入りのケースもあります。
また、土地などを購入した場合、特に安いからといって山の土地を購入した場合、産業廃棄物などの不法投棄リスクもあります。
仮に自分が捨てたのではなかったとしても、不法投棄をした者を見つけられなければ、自分で処理費用を出して処理しないといけない羽目になる可能性もあり、大きな付属的なリスクだと言えるでしょう。
購入価格だけ見ていると痛い目に合う
不動産はこういったリスクがあり、購入価格だけで見ていると意外に維持に費用がかかったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりします。
どうしても「マイホームが欲しいんだ」という方は購入価格だけでなく、こういった維持や周辺リスクもきっちり検証してから購入することをお勧めします。
一方で投資や趣味目的で建物や土地、山などを所有したいと考えている方も、こういったリスクを負ってまで投資や趣味目的で購入するメリットはあるのかはよく考えなければなりません。
特に投資目的で不動産を購入する場合は初心者にはかなり厳しい市場であることを頭においておく必要があります。
それでも、投資目的で不動産を購入してみたいと思う方はこちらの初心者にとっての不動産リスクを挙げた記事を見てそれでもやってみたいと思うのであれば挑戦してみると良いのではないでしょうか。
とはいえ、マイホームであれ、投資、趣味であれ目的は違えど不動産の購入には購入時の費用以外にも多くのリスクがつきまといます。
これらのリスクを踏まえて購入に挑むのがベストな不動産への向き合い方だと言えるでしょう。
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